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ロマンス

かのこマンの家から、車で20分程のところに

温泉郷があります。

そこに、いとこが住んでいます。

北のほうには、小さいスキー場があります。

かのこマンはこのスキー場が気にいっています。

小さくて、人も少ないけど、

考え事をしながら滑るかのこマンには

ぴったりのスキー場です。

初めてスキー靴を履いたのは小学校1年生の時です。

3人のいとこに連れられ、

初っ端からリフトに乗せられるかのこマン。

グォングォン音をたてながら動くリフトが面白くて、

はしゃいでいたのも束の間。

頂上に着き、

目の前に広がる、思ったより急な傾斜に

怖気づいてしまいました。

背の高い松の木が自分の足元で揺れているのです。

車が小さく見えたし、湖がはっきり見下ろせました。

とんでもなく高い所へ来てしまったと、

かのこマン泣き出します。

いとこが、

怖くないから、となだめますが

怖いものは怖いんです。

結局その場で30分も粘り、

ついにはスキーを外して

いとこの背中におんぶされて下まで降りました。

この思い出深いコースが、

ロマンスコースと言いまして。

通称ロマンスです。

ロマンスは初心者向けコースですが、

意外と傾斜が急なんです。

それに、ボーッとして一歩間違えれば、

全コース中傾斜角度が最も大きい

競技用サーキットコースに一直線です。

かのこマン、サーキットコースは未だに

滑ったことがありません。

 

あれから、ビビリのあだ名をつけられたかのこマンは、

もちろんこのまま引き下がるわけには行きません。

いとこと共に、ロマンス徹底攻略に励み

1年後には「ロマンス暴走族」の名を欲しいままに・・・。

へたにターンをすると、板が雪に埋もれたり、

右と左のスキー板が重なりあって転ぶ原因になってしまいます。

そこで、当時のかのこマンは

頂上からふもとまで、

一気に直滑降で滑り降りることを思いつきます。

ものすごいスピードで、

耳の横で風がごうごうと音をたてます。

スリルがあって、ちょっと怖いんだけど

それがまた良かったりするんです。

でも、ただ直滑降をすればいいってもんじゃありません。

いとこが、

かっこいい直滑降のフォームを教えてくれました。

膝をしっかり曲げるのはもちろん、

腰を落として、お尻を上げちゃいけません。

両脇に抱えるようにして持つストックの先が、激しく上を向いていたら

これほどかっこ悪いことはありません。

かのこマン、直滑降には今でもこだわりがあります。

  

このスキー場は、

数年前までナイターをやっていました。

ナイターはロマンスだけ開放されます。

明かりが綺麗で素敵でした。

リフトに乗りながら聞く広瀬香美が懐かしいです。

SPEEDも流れていました。

手が冷えて痛くなるまで、思う存分滑った後は

いとこの家で温泉に入り、

夜中までトランプやゲーム三昧。

いとこ3人はかのこマンより年上で、よく面倒をみてくれたし

大勢で遊ぶ機会がなかった一人っ子のかのこマンにとって、

この時はとても楽しかったです。

かのこマンを含めて、4人が集まると

いつもゲームをしていました。

神経衰弱や、大富豪から始まって、

スーパーファミコンや、タワーブロックで遊んだり、

わざわざキャンプ場に行って、ロケット花火を上げたこともあったし

外で缶蹴りもしました。

 

また4人集まって、大富豪したいな。

ババ抜きでもいいし。

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